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私の心に火を灯す仕事 vol.1  Bo ブランドディレクターHiromi

執筆者の写真: undefined

TOMORIのインタビューコンテンツ第一弾。今回は、2024.6月にローンチされた、アパレルブランドBoディレクターのHiromiさんにお仕事やブランドへの想い、人生についてお伺いしました。






ー Boを始めたきっかけは?


   もともとFLOWというアパレルブランドを1つ運営していました。その中でアパレルデザイナーであるYUKAさんとの新たな出会いがあり、その方のセンスや、お洋服に対する想いで共感するものを感じ、一緒に新たなブランドBoをローンチさせることになりました。



ー Boに込めた想いはありますか?


  デザイナーYUKAさんと、昔と今のお洋服の選び方、買い方の変化について話していて。とびきり欲しいものを手に入れるため、わざわざお店まで足を運んでいた若い頃から、大量生産・大量消費の時代になり、洋服1点1点に対するトキメキを感じる機会が減ってしまったように感じて。そんな時代だからこそ、流行り廃りではない、ベーシックだけれど少し一癖あって、ずっと大事にしたくなるようなお洋服を作りたいって思いました。




ー どんな方に手に取って欲しいアイテムですか?


  私が年齢を重ねていくときに、迷いが出てきたり、大人としてきちんとしないとって思いに苦しむことがあって。Boは、年を重ねても、気を張らず、力の抜けた感じでいこうよ、ってそんな風に思えるようなエイジレスなアイテムにしていきたいと思っています。






ー ここからは少しHiromiさんのお仕事や人生について教えてください。アパレルブランドを初めて作られた時不安や迷いはありましたか?


  5年前、2人目を出産し育児に追われる日々が続いてる時期に、体の変化によって大好きな洋服が今までのように着れないことに落ち込みました。その時「こんな服があったらいいのに」という想いやひらめきが自分の中で膨らんでいったんです。


最初は、工場に直談判して断られての繰り返しで諦めかけたり、、、でも何かにつながりそう!と感じる場所には積極的に足を運びました。思うがままに自然と動いていたように思います。不安はそんなになく、とにかく作りたいものを作る!の一心で行動していました。今思うと、まだ何も知らないアパレル業界だったからこそ、常識や当たり前にとらわれない強みを活かしてここまで来れたのかもしれません。






ー 現在子育てをされながら二つのブランドを運営されていますが、生活と仕事のバランスをどう取っていますか?


  仕事してる時間はもしかしたら少ない方かもしれません。疲れたらSNSのこととか考えるのをやめて、自然の中を歩いてみたりしてます。子育て中のお母さんは家にいないといけない、良き母でいないといけない、というガードを自分で外して、ママも自分に正直で良いよねって考えられるようになりました。






ー 最後にこれから何か挑戦したい方や、迷いのある方に向けてメッセージをお願いします。


  私自身、行動に移すのは苦手な方かもしれません。でも、ブランドを始める時、不思議とすごいパワーが出てきて、、自分でも不思議だったのですが、その時は迷いなくて。挑戦する時は自然と訪れるのかなと思います。

ふと、生活の中で「あったらいいな」と思いついたものや、趣味としてやっていたことが意外と誰かに求められることが出てくるのかな。逆に”〜しなきゃ”と自分を苦しめているといいアイデアが浮かばないかも、と思います。自然体だからこそ、気張らないからこそ、いいものが生まれていくことを私も大切にしています。




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二人のお子さんを育てながら、2つのアパレルブランドで自分らしい働き方を楽しむHiromiさんに、パワーをもらえたインタビュー会でした。誰かの心を灯すお仕事のヒントになりますように。次回はどんな素敵な方が登場するでしょう。vol.2もお楽しみに。



↓今回インタビューさせていただいたHiromiさんやブランドのSNSはこちら。


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